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ある男性からの相談です。
『彼女が病んでいるようで困っている』

よくよく聞いてみると、結婚生活を始めたばかりだけれど、やっていく自信がもうない。とのこと。

日々、日常は自分が歩んできた道を投影し、生まれてきた時の思い込みで日常を自分で作り出しているので、かたちを変えて同じような試練が訪れます。

この男性の場合は、『自分の道を自分の人生を歩みなさい』という試練だったんですね。

お話を聞くと見えてきたのですが、
可愛そうなお母さん
お母さんには僕が必要
自分が居ないとお母さんはダメになる

そのような思い込みが人生の中で積み重なり強固な意識となったようです。

パートナーシップとは、必ず母子の関係性から投影します。ですから、その思い込みや勘違いをゆっくりと紐解いて行く作業が必要なんですね。

『彼女が病んでいる』僕が面倒を見なくちゃ
僕が治してあげなくちゃ
笑顔にしてあげなくちゃ

彼女の問題を彼が変えることはできませんね。
コントロールできないものをコントロールしようとしていますね。

彼とコンサルを続けていくうちに、彼は彼の人生をまっとうできるようになり、あれよあれよと彼女の問題も溶けて行きました。

優しい男性に多い悩みですが、
その優しさは本当に優しさでしょうか?
自分を守る手段としてはいませんか?

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